I(長音)型倒錯動詞(verba deponentia)
倒錯動詞についての一般的な説明は、A型活用の対応する項を参照。
このパターンの活用をする動詞
このパターンの活用をする動詞には、次のようなものがある。
- 「-ior, -itus sum, -itum, -iri」:甲式の倒錯動詞
- mentior, mentitus sum, mentitum, mentiri (欺く)
- partior, partitus sum, partitum, partiri (分配する)
- sortior, sortitus sum, sortitum, sortiri (籤をひく)
- 「-ior, -itus sum, -itum, -iri」:乙式の倒錯動詞
- 「-ior, -sus/-tus sum, -sum/-tum, -iri」:丙式の倒錯動詞
- adorior, adortus sum, adortum, adoriri (攻撃する)
- assentior, assensus sum, assensum, assentiri
((dativus)~に同意する)
- metior, mensus sum, mensum, metiri (測る)
- orior, ortus sum, ortum, oriri
(立ち上がる、上る、源を発する):未来分詞は「oriturus」である。直説法現在時制ではI(短音)型活用(orior, oreris,
oritur, orimur, orimini,
oriuntur)になり、接続法未完了時制ではI(短音)型又はI(長音)型になる(orerer / orirer)。